御蔵島の森ネコ写真展

森からやってきた、愛すべき猫たち

※7月18日(木)午後より展示をリニューアルし、新たに4作品が追加となりました。以下はリニューアル後の内容となります。ご承知おきください。


「なんだ、普通のネコじゃないか。」

「野生化したネコ」と聞いて、あなたはどんなネコをイメージしますか?
今世界中で、野生化ネコが野鳥や希少な動物を捕食していることが問題になっています。このようなネコたちは法律上「ノネコ」と呼ばれていますが、 実はその呼び名は害獣として駆除の対象になる という意味でもあるのです。
でも、ネコを放したのは人間。猫に罪はありません。
その上ネコたちは、本来いるべきだった人の元に戻れば、多くが本来の愛らしい姿を取り戻していきます。

ゴールド(越谷市 宇田川美奈さん宅)撮影:小林希


私たち「御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会」では、伊豆諸島の御蔵島において、オオミズナギドリを捕食してしまう野生化ネコを捕獲して人に馴れさせ、譲渡する活動を行っています。

この写真展では、一般家庭に「家族」として迎えられて幸せに暮らしている元・野生化ネコたちの姿をご紹介いたします。凶暴、人に馴れない、汚い、生態系を破壊する悪者・・・そう思われがちな野生化ネコたちの本当の姿を、あなたの目で見に来てみませんか。

 

主催:御蔵島のオオミズナギドリを守りたい有志の会
協力:東京港埠頭株式会社、東海汽船株式会社、Officeひるねこ

後援:御蔵島村、御蔵島観光協会
撮影:小林三枝子、大串哲、小林希

わさび(キジトラ)ちくわ(茶トラ)(御蔵島 寺地裕歩さん宅)撮影:大串哲



◆開催期間:2019年4月26日(金)~8月22日(木)

◆開催時間:7:00~22:00(最終日は16:00まで)

◆入場料:無料

◆内容:森ネコと暮らしている12の家(御蔵島6家族、内地6家族)でのネコたちの暮らしの様子を撮影した写真

※2018年10月~11月に祖師ヶ谷大蔵で開催した写真展の内容にプラスして、7/18(木)午後より4作品を追加いたしました。

◆会場:竹芝客船ターミナル 第二待合所

(東京都港区海岸1-16-3 1F)
http://www.tptc.co.jp/terminal/guide/takeshiba/waiting#waiting information
・ゆりかもめ:「竹芝」駅 隣接
・JR山手線・京浜東北線:「浜松町」駅 徒歩約8分
・都営浅草線・大江戸線:「大門」駅 徒歩約11分  

※地図をクリックすると拡大します



作家紹介

■小林 三枝子(こばやし みえこ)

ネコを愛するフォトグラファー。
東京写真専門学校卒業後、結婚、子育てを経て写真館に勤務。引っ越しを機に飼い猫を始め、被写体は自然とネコになる。岩合光昭コンテスト、松山庭園美術館、東京カメラ部コンテスト、どうぶつ基金コンテストなど入選多数、雑誌「ねこ自身」、猫とも新聞、サンデー毎日、猫カタログなど掲載多数。野生化ネコ問題をテーマとした写真展「ともに生きる天売島」、キャットレスキューなどへの寄付を目的とした写真展「こにゃんこ展」など、写真を通してネコ問題へのアプローチを続けている。

2012 自身初の個展開催/以降毎年グループ展に参加
2015 写真展「ねこ写真展」横浜赤レンガにて
2016〜 写真展「ともに生きる天売島」gallery PawPadにて/以降天売島の写真展を毎年開催
2017〜  写真展「こにゃんこ展」Atelier COMETにて/以降保護仔猫の写真展を毎年開催


■大串 哲(おおぐし てつ)

御蔵島を愛するフォトグラファー・フリーダイバー。
自身の写真スタジオを長年運営する中、2015年に御蔵島でドルフィンスイムを経験。イルカに魅了されたことをきっかけにフリーダイビング競技を始め、2016年・2018年、日本代表として世界大会に出場。2017年、STA(静止息止め)部門で日本歴代2位の7分38秒の記録を樹立する。2018年、御蔵島に棲むイルカの写真展「NOSTALGIA-イルカの島-」開催。イルカの眼差しを主なテーマとした、新しい視点の写真が好評を博す。現在も、水陸フォトグラファーとして精力的に活動を続けている。

1987.3 東京工芸大学短期大学部 写真技術科卒業を経て、第一研究室 研究生終了
1987.4 株式会社ディー入社、荒木健一氏に師事
2007.2 株式会社大串スタジオ設立、建築・料理を中心に広告写真撮影に従事
2015.8 御蔵島にてイルカに出会い水中写真を始める
2018.5 写真展「NOSTALGIA-イルカの島-」新宿オリンパスギャラリーにて開催


■小林 希(こばやし のぞみ)

旅作家/Officeひるねこ代表/ネコフォトグラファー
1982年生まれ、東京都出身。元編集者。出版社を退社し、世界放浪の旅へ。1年後帰国して、『恋する旅女、世界をゆくー29歳、会社を辞めて旅に出た』(幻冬舎文庫)で作家に転身。主に旅、島、猫をテーマに執筆とフォトグラファーとして活動している。また、瀬戸内海の讃岐広島に「ゲストハウスひるねこ」をオープンするなど島プロジェクトを立ち上げ、地域おこしに奔走する。
著書に『泣きたくなる旅の日は、世界が美しい』(幻冬舎)や『世界の美しい街の美しいネコ』『日本の猫宿』(ともにエクスナレッジ)、『週末海外』(ワニブックス)などエッセイやフォトブックを多数出版。近著に『大人のアクティビティ!』(ワニブックス)。女性誌『CLASSY』で連載中。
みんなで島に行くオンラインサロン「しま、ねこ、ときどき海外」を運営。
これまで世界60カ国、日本の離島は80島をめぐる。

 


※報道関係者向け資料をご用意しました。こちらからダウンロードしてお使いください。

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プレスリリース_2019年7月18日版
プレスリリース_20190718.pdf
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